■ 自己紹介

■ 俺たちの米のはじまり

学生の頃、年に何度か米を送ってもらっていました。
あるとき、米がなくなって、送ってもらうのも面倒なので、自分で米を買いました。当然、スーパーで安い米を買ったわけですが。
結局、おいしくなくて、食べられませんでした。
誰かにあげた気がします。
そのときに、はじめて、ずっとうまい米を食べてきたことを知りました。
そして、私がやらないければ、この米が食べられなくなるということにも気づきました。
もったいないような気もしましたが、農業では食ってはいけないことを知っていましたし、
食えない農業を兼業でやるほど農業が好きというわけではなかったので、やろうとは思いませんでした。
だから、なくなっていくのは仕方のないことだと思っていました。
このとき、どんなものを、どのように作ろうが、地元の相場7500円/30kg 。これは変えられるものではない。というのが前提にあったからです。

やろうと思ったのは働き始めてからです。
前職で行き詰まったことをきっかけに考えてみたんですが、私にできそうなことは農業しかありませんでした。

それからは農業でどうにかできないかを考えるようになりました。
このころから、人が必要としているモノを作っているのに食べていけないという方がおかしいのではないかと思うようになっていきます。

そのうちに、気づきます。
農業の問題のほとんどは「お金」です。
作ったものを買ってもらって、必要なお金が確保できれば、農業で生きていけるのです。
他にそれほど問題はないのです。

そして、そのために、たくさん作るか、良いものを作るかを決めなければなりませんでした。
これは、割とすぐに決まりました。
質を優先して、自分で価格を決定して、買っていただく方に分かっていただいたうえで、直接買っていただくことにしました。
たくさん作るのは農地、労働力の両面で難しいですし、何より性に合わないということで、当分、効率を考えるのを止めることにしました。

初めの年は除草剤と農薬を減らし、“はでがけ”という方法で天日で乾燥することにしました。

これを決めたころ、仕事を辞めて専業にすることも決めました。

このころから辞めるまでは、農業について勉強・作業をしながら仕事をしていました。
そうやっていくうちに有機栽培や無農薬というのは選ばれた人にしかできない特殊なものではないことを知りました。

このころ、突然、友人の永沢佳 からメールがくるのです。

そして、やりたいと思っていた、お客さんに直接売るということができそうだという話になり、誰に、何を、どのように届けるかということが具体的に決まっていきます。

その中で「俺たちの米」という名前も決まり、ここから大事な方に出会いながら今に至ります。

「俺たちの米」は、俺は米でいく。と決めたとき、人と関わりながら、「ウチの…」と言ってもらえる身近なものを届けたい。って思ってつけたんだったと思います。

■ 有機JASを取得しない(有機栽培ではない)理由

「有機栽培」というのは、私の認識が正しければ、有機JASという法律に基づいて無農薬・無化学肥料で3年以上栽培し、認証を取得したときにはじめて名乗れる栽培法です。出来る限り有機JASに基づいた栽培法をとっていますが、有機JASの認証を取得する予定はありません。

認証にお金がかかるからです。
大規模農家だったらいいんですが、俺たちの米は現在、小さい農家で、これから大きくしていくつもりもありません。
ですから、取得するならば、認証にかかるお金を商品に直接上乗せせざる負えなくなってしまいます。
それは私もお客さんも望むところではないと思います。
そこで、ホームページ、ブログ等のインターネットを通じて、また、直接お越しいただいて、納得していただくことで、認証の代わりにしよう思っています。

俺たちの米はこれからもずっと無農薬・無化学肥料でいきます。

■ これまでとこれから

2010年7月
専業農家になる。活動開始。
2010年
乾燥法を機械から“はでがけ”に変更。
価格を400円/1kgに。
永沢 佳にWeb制作を依頼。
2011年
無農薬・無化学肥料で栽培。
一部を除き“はでがけ”で乾燥。
価格を500円/1kg程度に。
2012年(予定)
無農薬・無化学肥料で栽培。
土手にハーブを植える。
全てを“はでがけ” で。
2013年(予定)
無農薬の平均価格700円/1kg に。
この辺りで価格を固定 。